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引越しでトラブルを防ぐためには

引越し当日の新居への移動手段は?トラックに同乗できない理由と、業者より先に着くコツ

旧居での搬出作業が終わったら、新居へ移動します。行き先は同じでも、引越し業者のトラックとは、別の手段で移動するのが基本です。

新居にトラックが先に着いても、家の鍵を持っている人がいなければ、業者は作業を始められません。そのため、お客さんは、業者よりも先に、新居に到着しておく必要があります。この記事では、当日の移動手段と、スムーズに動くための段取りをまとめました。

この記事のポイント

  • 引越し業者のトラックには、基本的に同乗できない(法律上の理由)
  • 例外的に、赤帽や、客室付きのトラックなどで、同乗できる場合がある
  • 移動手段は、自家用車・電車・タクシー・飛行機などを、事前に確保する
  • 新居の鍵の受け取りを、段取りしておく。業者を待たせると、追加料金がかかることがある

引越し業者のトラックに、同乗できない理由

「荷物といっしょに移動したい」「トラックに乗れれば、楽で効率がいいのに」と思いますよね。しかし、引越し業者のトラックには、基本的に同乗できません。

1. 旅客運送の許可がない

引越し業者は、「貨物を運ぶ」仕事で、貨物自動車運送事業法にもとづく、一般貨物自動車運送事業の許可を得て営業しています。バスやタクシーのように、人を乗せて運ぶ旅客自動車運送事業の許可は、ありません。

そのため、トラックの座席に空きがあっても、スタッフ以外の人を乗せて新居へ向かうことは、法律上できないとされています。引越し業者が同乗させてくれたとしても、その分の料金を請求することは、違法です。

2. 運転手が、二種免許を持っていない

旅客を乗せて運転するには、運転手に第二種運転免許が必要です。引越し業者の運転手は、ほとんどが、この免許を持っていません。

3. 事故のときの補償がない

万が一、事故があったとき、同乗者への補償が、受けられない可能性があります。

4. 遠距離では、荷物の中継がある

遠方への引越しでは、配送センターなどを中継して、荷物を輸送することがあります。この場合、同乗は、物理的にもできません。

大手の引越し業者は、公式サイトで、同乗できないことを案内しています。移動手段は、自分で確保しておきましょう。

同乗できるのは、例外的なケース

赤帽の場合

赤帽は、個人事業主の組合です。サービスの内容は、組合ごとに違いますが、助手席に1人なら、同乗できると案内している例があります。ただし、荷物の少ない単身の引越し向けで、同乗の可否や条件は、事業者によって異なります。必ず、事前に確認しましょう。

客室付きのトラック

一部の業者には、荷物といっしょに、お客さんが移動できる、客室付きのトラックなどのプランを用意しているところがあります。提供している地域、距離、料金、同乗できる人数は、業者によって異なります。気になる場合は、見積もりのときに、確認してください。

中小の業者の場合

中小規模の業者の中には、道案内などの理由で、同乗を認めるところが稀にあるとされています。ただし、事故が起きたときの補償がない可能性があるため、おすすめできません。同乗が絶対条件の場合は、同乗できるプランのある業者を、探しましょう。

新居への、移動手段

トラックに同乗できないため、自分で移動する手段を、事前に確保しておきましょう。当日に慌てないように、準備しておくことが大切です。

移動手段 特徴 注意点
自家用車 手荷物や貴重品を運べる。時間を調整しやすい 新居の周辺に、駐車場所があるか確認する。トラックの駐車の邪魔にならない場所に停める
電車・新幹線 時間が読みやすい 手荷物が多いと大変。事前に、時刻を調べる。新幹線は、チケットを事前に取る
タクシー 近距離で、荷物が少ないとき便利 当日に呼ぶと、つかまりにくいことがある。事前に予約しておく
飛行機 遠距離の引越し 空港への移動と、搭乗の時間を、考えて動く。業者の作業時間と、新居への到着時刻を確認する
同乗できるプラン 赤帽や客室付きトラックなど 対応する業者が限られる。事前に確認する

子どもやペットがいる場合は、移動手段と、当日の預け先を、事前に決めておきましょう。ペットとの移動は、愛犬と引越しするときの注意点をご覧ください。

業者より先に、新居に着くための動き方

搬出が終わったら、到着時間を打ち合わせる

通常、引越し業者は、搬出が終わった時点で、おおよその到着時間を、お客さんと打ち合わせてから、新居へ向かいます。作業員が早く着きすぎないように、昼休憩を挟んで時間を合わせたり、荷物を降ろしやすくなる準備をしたりするなど、調整してくれることもあります。

旧居を出る前に、新居での待ち合わせ時間を、確認しておきましょう。

当日のタイムラインの例

時間の流れ やること
引越しの前日まで 新居の鍵の受け取り日時を、確認する。移動手段と、チケットを手配する
搬出の前 貴重品と、当日必要な手荷物を、まとめておく
搬出が終わる頃 旧居の最終確認(忘れ物、掃除、設備の確認)。新居での待ち合わせ時間を、業者と確認する
旧居を出る 鍵を返却する(管理会社や大家さんの、立ち会いが必要な場合もある)
新居へ移動 業者より先に、到着する。必要なら、不動産会社で鍵を受け取る
新居に到着 鍵を開けて、荷物の置き場所を、業者に指示する

新居の鍵を、事前に受け取っておく

引越しトラックが新居に着いても、作業を始められない場合があります。業者に待機してもらうと、待ち時間の追加料金がかかることがあります。

お客さんが業者より先に到着していることは大前提ですが、見落としやすいのが、「鍵がなくて、家に入れない」というケースです。次の点に注意しましょう。

  • 鍵の受け取り日時を、事前に確認する。引越し当日に受け取る場合は、不動産会社や管理会社の営業時間、定休日を確認する
  • 可能なら、前日までに受け取っておく。当日に不動産会社へ寄ると、時間に余裕がなくなる
  • 入居できる日時を、確認する。入居日の前に、部屋へ入れないことがある
  • 管理会社への連絡や、搬入のルールを、確認する。エレベーターの利用や、搬入できる時間帯(エレベーターの有無で変わる料金)
  • 荷物の置き場所を、決めておく。到着したら、すぐに指示を出して、作業をスムーズに

当日、新居への到着が遅れそうなときは、すぐに業者へ連絡しましょう。待ち時間が長くなると、追加料金のもとになります(引越し当日に追加料金が発生するケース)。

手荷物として、自分で持っていくもの

業者に預けず、自分で持ち運ぶものがあります。新居への移動のときに、忘れずに持っていきましょう。

  • 現金、通帳、印鑑、貴重品
  • 新居の鍵、契約書類
  • スマートフォンの充電器、パソコン
  • 当日の着替え、洗面用具、タオル
  • 常備薬

くわしくは引越しする時に業者に預けないで手で持って運んだほうが良いものをご覧ください。

引越し当日の動きは、見積もりのときに、業者と相談しておくと安心です。まずは一括見積もりで、複数の業者の料金と対応を比べてみましょう。

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電話が不安な方は、連絡先を入力せずに料金を調べる方法もあります。

よくある質問

Q. 引越し業者のトラックに、同乗できますか?

基本的にできません。引越し業者は、貨物を運ぶ許可で営業しており、人を乗せて運ぶ許可はありません。運転手も、二種免許を持っていないことがほとんどです。

Q. 同乗できる業者は、ありますか?

赤帽のように、個人事業主で構成される事業者の中には、助手席に1人なら同乗できると案内しているところがあります。客室付きのトラックなどの、特別なプランを用意している業者もあります。条件は、事前に確認しましょう。

Q. 新居に、業者より先に着けないと、どうなりますか?

業者を待たせることになり、待ち時間の追加料金がかかることがあります。遅れそうなときは、すぐに業者へ連絡しましょう。

Q. 鍵を、当日に受け取らなければならないときは、どうすればいいですか?

不動産会社の営業時間と場所を確認し、時間に余裕をもって、動きましょう。業者に、到着時間の調整を、事前に相談しておくと安心です。

Q. 電車で移動する場合は、どうすればいいですか?

搬出が終わる時間を、見積もりのときに、業者に確認しておきましょう。到着時間を逆算して、電車の時刻を調べておきます。

Q. 遠距離の引越しは、どうすればいいですか?

新幹線や飛行機を使う場合は、事前にチケットを取り、荷物の搬出・搬入の時間と合わせて、スケジュールを組みましょう。前日に新居の近くに宿泊する方法もあります。

関連記事

まとめ

  • 引越し業者のトラックには、基本的に同乗できない。貨物運送の許可だけで、旅客運送の許可がないため
  • 赤帽や、客室付きトラックなど、同乗できる場合もあるが、対応は限られる
  • 移動手段と、新居の鍵の受け取りを、事前に段取りする
  • 業者より先に到着する。遅れそうなときは、すぐに連絡する
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