引越し業者を選ぶ時、全国展開の大手業者を選ぶか、地元密着の業者を選ぶか迷いますよね。また、便利屋も引越し作業を安価で請け負ってくれることが多いです。
ここでは、大手と中小の特徴からどうやって業者を選ぶか考えてみましょう。引越し業者を選ぶ際にポイントとなるのが『荷物の量』『移動距離』です。
近場での引越しならどちらも変わらない
大型家具やピアノなどの特殊な荷物、レディースパックのような特殊なサービスでない限り、各業者の対応は大きく変わりません。
近場で引っ越す場合は、荷物を搬出作業が終了したらそのまま新居へと向かいますから、どの業者も同じ道路で移動します。全国展開の大手業者であろうと地元の中小業者であろうと、近場の引越しであればサービス内容に大きな差はないのです。
地元密着の中小業者の方が安い傾向はありますが、一括見積もりなどを使うと大手でも安い業者が見つかることもあります。
遠方への引越しなら大手業者を使う方が無難
遠方への引越しや特殊な荷物がある場合は全国展開の大手を利用した方が良いと思います。
移動距離が500kmを超えるような遠方引越しでは、業者の配送センターを中継して荷物が運ばれます。
大手業者は自社で配送センターを持っていますが、中小業者は提携している他社に荷物を中継してもらいます。そして、荷物の破損や紛失が起こるのが業者間での中継なのです。
荷物が破損した場合の保証があるとはいえ、破損しないに越したことはありません。
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また、中継する業者が増えるほど経費がかかり料金も高くなります。トラブル回避と料金という2点で大手が有利といえるでしょう。
便利屋に引越しを依頼するのはNG
便利屋さんも引越し作業を行ってくれます。名前の通り24時間対応で不用品処分やクリーニングまでなんでも行ってくれますし、近場での作業なら引越し業者よりも安く済む可能性はあります。
ただし、便利屋は引越し業者のように常に引越し作業を行っている専門業者ではありません。『引越しを専門に行っているスタッフではない=家財を運ぶ技術が低いため荷物の破損トラブルが起こる可能性が高い』です。
荷物に保証をつけていませんから、もし破損があっても弁償してくれません。いくら安く済ませられるとはいえ事故や破損のリスクを考えると、便利屋よりは引越し専門業者を使った方が良いでしょう。。