引越し当日に追加料金が発生してしまうケースについて解説します。

引越し当日に追加料金が発生する理由とは?

訪問見積もりをした場合、その見積もり以上の料金がかかることは稀です。それでも追加料金が発生してしまうのは、引越し業者とユーザーとの間になんらかの認識不足があった場合です。

1.トラックを住居前に停められない

住居にトラックを横付けできない場合は、近隣の駐車スペースにトラックを停めて台車などで荷物を運びます。作業時間が伸びたり作業スタッフが増えてしまいますから、その分の人件費が引越し料金に加算されます。

引越しに使われるのは2トントラックが基本ですから、住居前の道幅が4m以上なければクルマがすれ違うことができません。旧居はもちろん、新居前にもトラックを横付けできるかどうか確認しておくのが望ましいです。

関連:家の前の道幅が狭いと引越し料金が高くなる?その理由を解説します

2.エレベーターがない場合

エレベーターの有無は引越し業者のスタッフが確認しますが、念のために「現在何階に住んでいるか、新居は何階になるのか」を伝えましょう。

エレベーターのない物件では3階以上で追加料金を設定している業者が多いです。古い団地などはエレベーターのない5階建てもあり、引越し作業の時間がかなり伸びてしまいます。

関連:エレベーターの有無で引越し料金が変わる

3.玄関から荷物が入らない場合

冷蔵庫や大型のタンスなど、荷物を玄関から搬出入作業できない場合は荷揚げが必要になります。

見積もりの段階で荷揚げが必要なことが分かれば良いのですが、『引越し先に荷物が到着した時点で玄関から搬入できないことがわかった場合』は急きょ荷揚げが必要となり、追加料金が発生する可能性があります。

当日の追加料金を防ぐためには、荷物のサイズと新居の搬入経路の幅(玄関の幅、階段の幅)を確認して、見積もり時に業者のスタッフに伝えましょう。

訪問見積もりをすれば引越し業者の担当スタッフが旧居の状況を把握していますから、あなたが確認するのは新居だけで問題ありません。

荷揚げ料金は業者によって大きくことなります。時間に余裕があるなら2~3社を比較してみた方が良いでしょう。

関連:引越し荷物が玄関を通れない場合は窓やベランダから搬出入作業を行う

4.荷造りが終わらなかった場合

引越し当日になっても小物類の荷造りが終わってない場合にも追加料金が発生する場合があります。

食器や洋服などの小物類はユーザー側が荷造りするプランを選択していたとしても、引越し当日になっても荷造りができていなければ作業スタッフが手伝わないわけにはいきません。その際に荷造り料が発生するのです。

追加料金が発生するのはもちろんですが、引越し業者がやってきた時に荷造りが終わっていないと結構恥ずかしいです

小物類の荷造りは引越し当日に終わらせておきましょう。

5.その他

レアケースですが以下のようなことがあります。どれも業者とユーザーが互いに確認しておくことで追加料金は防ぐことができます。

  • 見積もり時よりも荷物が大幅に増えた
  • 引越し当日になって不用品の回収をお願いする
  • エアコンなどの電気工事で部品代がかかる

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