引越し業界には繁忙期と閑散期があります。繁忙期はユーザーからの依頼が沢山くるため、引越し業者は予約でいっぱいです。
しかも、引越しには定価がありません。(ユーザー1人1人の荷物量や移動距離、住居環境が異なるためです)
高く売れるものをわざわざ安くする必要はありませんから、繁忙期に引越し業者を利用するとお金がかかるのです。
繁忙期と閑散期はいつ?
1年の中で引越し件数が多い繁忙期は3月から4月です。2月後半から多くなり、3月後半がピークです。
逆に、引越し件数が少ない閑散期は5月~2月です。その中でも転勤が多くなる9月は少し予約が多くなり、正月休みのある12月~1月は少なくなる傾向があります。
料金はどの程度かわるのでしょう?
繁忙期の引越し業者は、閑散期に比べて20%~50%くらい高くなります。
特に3月後半の土日に関しては値段が高くなるだけなら良い方で、『業者の予定が空いていなくて、そもそも予約が取れない』なんてことすらあります。
引越し業者も休日を減らして対応しているとはいえ、トラックや従業員の数には限りがありますから、1日の引越し作業件数は制限があるのです。だから値上がりはしょうがないんですよね。
繁忙期でも安く引越す方法とは?
繁忙期でもお得に引越したいあなたはどうすれば良いでしょうか?
答えは『複数の引越し業者から見積もりを取る』ということです。
繁忙期だからと異常に高い見積額を提示してくる業者もいますが、そこまで高くない額を提示する業者だって存在します。繁忙期とはいえ、たまたまその日だけ予約が空いているというのはよくあることです。
同じ条件であっても業者によって引越し料金は異なります。
ライバル業者にお客さんを取られたくないのは一緒ですから、一括見積もりサイトなどで複数の業者を比較してみることをお勧めします。