引越し業者が用意している割引サービスの一つに早割(早期割引サービス)があります。「あらかじめ予定が決まっているなら、早めに予約を取ることで安く引越しできますよ」というサービスです。

ユーザーはそれで安くなるなら・・・と契約してしまいがちですが、実は引越し業者の早割は決してお得なものではありません。

引越し見積もりはほぼ100%値引きされる

引越しで見積もりで値下げ交渉をすれば、ほぼ100%値引きされます。なぜなら引越しに定価なんてないからです。(ただし、単身パックだけは例外です)。

2か月以上先のトラックの空き状況やガソリン代はプロでもなかなか予想できません。

事実上の早割は存在せず、営業マンの価格交渉の材料として「早割」が使われているのです。

一例をあげるとヤマトホームコンビニエンス(クロネコヤマト)の早割は搬出日が14日以上先の場合に1,000円割引です。色々な業者が導入していますが、早割で安くなるのはどこも1,000円~2,000円程度でしょう。

引越し見積もりで値引き交渉すれば5,000円~10,000円くらい安くなることは決して珍しくありません。あえて早く予約をして2,000円値引きで契約するのは、あまり良い選択ではないでしょう。

例外として単身パックの早割は使ってよい

定価のない引越し業界で、唯一定価があるのが単身パックです。

単身パックは値引きされにくいという特徴があります。訪問見積もりも追加料金も発生せず、料金は移動距離によって決まります。

コンテナボックスで効率化を進めた結果、業者同士の差が少なくなっているからです。

単身パックで引越す場合は早割を使うのも良いでしょう。

単身者パックよりも単身者用の基本コースの方が安くなる場合もありますから、お得に引越すなら一括見積もりを活用することをお勧めします。

関連:引越し単身パックはどのくらいの荷物を積める?

あまりにギリギリの予約もNG

日取りに余裕をもって見積もり予約を取ることで、自分の希望する日時を確保しやすくすることができるのはもちろん、『価格交渉の時間を取ることができる』というメリットがあります。

引越しまでの日時がギリギリだと、見積もり依頼をしている間に引越さなければならない日がきてしまいます。

関連:急ぎで引越さなければいけない!そんな時はどうすればいいの?

繁忙期の2月後半から4月前半は早めに予約を取る

繫忙期の3月はどこの業者もスケジュールがいっぱいですから、引っ越したくてもそもそも業者の予約が取れないなんてこともあります。

引越さなければならないことが決まった時点で、一括見積もりサイトなどを利用して複数の業者を検討した方が良いでしょう。

おわりに

引越し見積もりに早割はありません。引越しの予定が2ヶ月以上先ならあせることはありませんから、2週間くらい前までに見積もりを取れば大丈夫です。

早割に目がくらんで交渉を急いだ結果、引越し価格が高くなってしまっては本末転倒です。早割よりも引越し業者選びをした方が良いでしょう。