大きく「旧居でやること」と「新居でやること」の2つに分けて解説します。
旧居でやること
1.引越し業者を迎える
2.荷物の運びだし
3.公共料金や引越し料金の精算
4.退室して鍵を閉めるor大家立ち合いで旧居の引き渡し
5.新居へ移動する
引越し業者への料金支払い
引越し業者への料金を支払うタイミングは業者によって異なります。
・引越し作業前に支払う
・引越し作業が終わってから支払う
どちらにせよ、追加料金がないことを確認しておきましょう。
事前に確認しておいた料金と異なる場合は、何故そのようなになるのか、きちんと確認しなければなりません。納得できない場合は、担当の営業マンに直接連絡しましょう。
電気・ガス・水道料金の精算
口座引落やクレジットカードを利用していない場合に、引越し当日に精算することになります。
退去前に忘れがちなチェックポイント
・電気のブレイカーを下ろす
・退室して鍵を閉める
旧居の引き渡し
旧居を出る時には、大家さんや管理会社の立ち会いを受ける必要があります。敷金から原状回復費用を引いた金額が返ってきます。
この時、相手の言われたままに支払ってはいけません。本来は支払う必要のないものまで払ってしまうことがあります。
必ず当日にやらなければいけないということではなく、引越し後でも構わないこともあります。
賃貸契約の習慣は東日本と西日本で異なります。東日本で退居時に返還されるお金は「敷金から原状回復費用を引いた金額」ですが、西日本では「保証金から敷引きと原状回復費用を引いた金額」です
地域をまたいで引越しをする場合は、賃貸契約の習慣の違いに注意しましょう。
新居へ移動する
引越し業者のトラックには同乗することはできませんから、自力で移動する手段を確保しておきましょう。
関連:引越し当日、旧居から新居への移動手段はどうすればいいのでしょう?
新居でやること
・部屋チェック
まずは部屋のチェックです。入居当初からキズがあったら管理会社に報告しておくことで退去時のトラブルを防げます。
・ガスの開栓立ち合い
業者の立ち合いがなければガスを使えません。当日に開栓の立ち合いをするには、引越し前に予定を決めておく必要があります。
・荷物の搬入
引越し業者が荷物をもってきたら、搬入開始です。荷物が不足していないかチェックし、家具を配置してもらいましょう。