IKEA(イケア)はスウェーデン発の家具屋です。大型店舗が特徴で日本では8店舗を展開しています。多くの方から人気がある一方で、耐久性に関して疑問に思っている方も多いようです。
ヒルナンデスの生放送中にオードリーがIKEAの椅子を壊してしまったことをきっかけに、引越しの際にはIKEAの家具は補償対象外だという話題がありました。
引越し業者の営業マンから敬遠されている例
話題になったIKEAユーザーさんのツイートを紹介します。
今日、引越しの見積を取った時に営業マンさんに「あの…IKEAの家具ありますか?」と聞かれた。
理由を聞いたら、「IKEAの家具ってめちゃくちゃ壊れやすいんです。バラして持っていっても引越し先で組立られないくらい強度がなくて…なので保証の対象外にさせて頂いてます」だと。
びっくり。— 蝶子 (@butterfly_child) 2016年2月9日
@butterfly_child 営業マンさん「見た目はオシャレですけど、木を寄せ集めて圧縮した木材とか使ってて脆いです。ニトリとかニッセンのがよっぽどいいですよ。うちだけじゃなく、どこでも保証外。お子さんの学習机にはお勧めできません」とな。
— 蝶子 (@butterfly_child) 2016年2月9日
なぜ、IKEAの家具は引越し業者から敬遠されるのでしょうか?
引越し時にIKEAの家具が問題となる理由
IKEAの家具は圧縮板という合板を使い、木ネジで組み合わせるものが多いです。
木ネジは合板に直接差し込み、穴を広げるで固定するというものです。穴が広がっているわけですから、一度差し込んだものを分解して再び組み立てても同じ強度は維持できません。
分解する際に壊れてしまい、再度組み立てられなくなることさえあります。
なぜこのような仕組みが採用されているかといえば、ヨーロッパでは引越しの際に家具を持って行く文化が少ないからなのです。
このような理由でIKEAの家具を敬遠する引越し業者は多く、IKEAの家具だけは補償対象外としていることがあります。
IKEAの家具を使っている人はどうすれば良いの?
最も大切なのが『IKEAの家具があることを見積もりの際に引越し業者に相談する』ことです。
どうしてもIKEAの家具は敬遠されがちですが、解体せずに搬出できるなら問題なく運んでくれることが多いです。
また、クロネコヤマトやアート引越センターのように家具の解体・組立ての対応をしている業者があります。対応は『引越し業者によって異なる』ので、一括見積もりサイトなどを使って問い合わせることをお勧めします。