「ひっこし専門」と書かれた赤いハトのマークを、街で見かけたことがある方は、多いと思います。ハトのマークの引越センターは、全国の引越専門の業者によって構成された、協同組合のブランドです。
一般的な引越し会社と、仕組みが少し違います。この記事では、ハトのマークの引越センターの特徴、プラン、向いている人、見積もりのコツ、依頼する前に確認したいポイントをまとめました。
- 運営は、国土交通省認可の全国引越専門協同組合連合会。全国の中小の引越専門業者が、共通のハトのマークで営業している
- 料金の算出方法と、サービス内容は、全国で統一とされている
- 各拠点は別々の会社。地域ごとの細かい違いは、事前に確認する
- プランは、楽々A・B・C、スタンダード、シングル(単身)、シニアなど
ハトのマークの引越センターとは
ハトのマークの引越センターは、「全国引越専門協同組合連合会」(国土交通省認可)が掲げる、ブランドです。全国の中小の引越専門業者が組合員となり、共通のハトのマークと、同じ料金体系・サービス内容で、営業しています。
1974年(昭和49年)に、「引越専門協同組合」として、東京でスタートしたとされています。「親切・ていねい・安心」と、より地域に密着したサービスを、モットーにしています。
仕組みのポイント:各拠点は別々の会社
全国の「センター」は、ハトのマークの引越センターの営業所や支店ではなく、別々の会社が、共通の看板を掲げて営業しているというイメージです。大手の引越し会社が、1つの会社として全国に支社を持つのとは、仕組みが違います。
そのため、地域ごとの運営会社によって、対応や、細かいサービスに違いが出ることがあります。見積もりのときに、依頼する地域のセンターに、確認しましょう。
ハトのマークの引越センターの特徴
- 全国に拠点がある。関東本部の案内では、全国に200拠点以上、関東だけで67の営業拠点とされている。拠点数は、資料や時期によって異なる
- 料金体系・サービス内容が、全国統一とされる。公式では、料金体系の算出方法が全国統一で、質の高い全国同一のサービス内容と案内されている
- 地域に密着している。地元の運送業者が、運営している
- 引越管理士の制度がある。組合独自の「引越管理士資格認定制度」を採用し、営業見積コンテストや、作業技術・技能コンテストも実施していると案内されている
- プランが幅広い。単身、家族、シニア、海外、オフィス移転に対応している
引越しプラン
公式サイトで案内されている、主なプランは、次のとおりです。
| プラン | 向いている人・特徴 |
|---|---|
| シングルプラン | 荷物が少ない、単身の引越し向け |
| 楽々プランA・B・C | 荷造り・荷解きなどの作業を、どこまで任せるかで選ぶ、家族向けのプラン |
| スタンダードプラン | 基本のプラン。荷造り・荷解きは、お客様が行う |
| 楽々シニアプラン | 荷造りから荷解き、整理整頓まで、サポートしてもらいたいシニア向け |
| 海外お引越しプラン | 海外への引越し |
| オフィス移転プラン | 事務所・オフィスの引越し |
※プランの名称や内容は、変更されることがあります。楽々プランA・B・Cの具体的な違いは、公式サイトで確認してください。作業スタッフの増員、出発・到着の時間指定、日曜・祝日の指定ができるオプションもあります。
単身の荷物量の考え方は、引越し単身パックはどのくらいの荷物を積める?をご覧ください。
こんな人に向いています
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
|
|
依頼する前に、確認したいこと
ハトのマークの引越センターは、別々の会社の集合体のため、依頼する前に、次の点を確認しておきましょう。
- □ 依頼する地域のセンターの、運営会社と、実績
- □ 標準引越運送約款を使っているか。約款は、公式サイトで公開されている。補償の範囲も確認する(引越しで荷物が壊れたら?補償の範囲・請求の手順・期限)
- □ 無料の資材の枚数、有料のオプションの内容(エリアによって違う場合がある)
- □ 不用品処分など、依頼したい作業の対応(エリアによっては、オプションで可能)
- □ 長距離の引越しの、中継や、荷物の扱い方(チャーター便と混載便の違い)
大手と地元業者の違いは、大手と地元の引越し業者、どちらがいい?で解説しています。ハトのマークは、地元の業者が、全国規模のブランドの統一ルールで営業している点が、特徴です。
見積もりのコツ
- お近くのセンターを探して、見積もりを依頼する。公式サイトの営業所検索や、オンラインの見積もり依頼が使える
- 訪問見積もりを受ける。荷物の量と、新居の条件を、正確に伝える(訪問見積もりで注意すべき点)
- ほかの業者と比べる。大手や、ほかの地元業者と、料金とサービスを比べる(複数の業者から見積もりを取る時の注意点)
- 値引きの相談をする。他社の見積もりを伝えると、交渉しやすくなる(値引き交渉のコツ)
ほかの大手との比較は、サカイ引越センター、アート引越センター、アリさんマークの引越社の記事もご覧ください。
口コミを見るときのポイント
ハトのマークの引越センターは、地域ごとに別々の会社が運営しているため、口コミの評価が、地域によって違うことがあります。次の点に注意して、参考にしましょう。
- 自分が依頼する地域の、センターの口コミを探す。全国平均の評判より、地域の評判が大切
- 投稿された時期を確認する。古い口コミは、現在のサービスと合わないことがある
- プランが、自分の条件に近いものを見る。単身か、家族か。近距離か、長距離か
- 複数のサイトで、確認する。1つの口コミだけで、判断しない
電話が不安な方は、連絡先を入力せずに料金を調べる方法もあります。
よくある質問
Q. ハトのマークの引越センターは、大手ですか?
1つの会社ではなく、全国の中小の引越専門業者が構成する、協同組合のブランドです。全国に多くの拠点があり、全国規模で営業しています。
Q. 全国どこでも、同じ料金・サービスですか?
公式では、料金体系の算出方法とサービス内容は、全国で統一と案内されています。ただし、エリアごとに、細かいサービスの違いがあるとする解説もあるため、依頼する地域のセンターに、確認してください。
Q. 地域のセンターは、どんな会社ですか?
各地域の運送業者などが、組合員として、「センター」の名で営業しています。運営会社は、センターごとに、別々です。
Q. 引越管理士とは何ですか?
組合独自の認定資格を取得した専任の担当者で、見積もりから、ダンボールの手配まで、アドバイスすると案内されています。
Q. 単身の引越しも、頼めますか?
シングルプランが用意されています。専用ボックス型の単身パックとは、仕組みが違う場合があるため、見積もりのときに、確認しましょう。
Q. 見積もりは、無料ですか?
公式サイトで、オンラインでの見積もり依頼が、案内されています。料金の有無は、依頼のときに、確認してください。
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まとめ
- ハトのマークの引越センターは、国土交通省認可の協同組合のブランド。全国の中小業者が、共通の看板で営業している
- 料金体系とサービス内容は、全国統一とされるが、運営会社はセンターごとに別々
- 引越管理士の制度や、シングル・シニアなどのプランがある
- 依頼する地域のセンターの、約款・補償・サービスを確認し、ほかの業者と比べる
