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引越しでトラブルを防ぐためには

引越しで荷物が玄関を通らない!吊り上げ(荷揚げ)の料金と、搬入できないときの対処法

冷蔵庫や洗濯機などの大型家電が、玄関から入らないというのは、よくあるケースです。現在住んでいる家では、業者が玄関から荷物を出せないことを把握できますが、引越し先の住居までは、事前に把握することが難しいのが現実です。

その結果、「荷物が引越し先に到着したのに、搬入できない」というトラブルになり、追加料金が発生することも珍しくありません。この記事では、玄関を通せない荷物の運び方と、料金の目安、事前に防ぐ方法をまとめました。

この記事のポイント

  • 玄関を通らない荷物は、吊り上げ(荷揚げ)や、窓からの搬入で対応することがある
  • 吊り上げの料金は、手吊りで1万円前後〜、クレーン車で数万円が目安
  • 防ぐ最大のコツは、搬入経路を事前に測ること。冷蔵庫は、本体の寸法に左右10cm程度の余裕を
  • 見積もりのときに、新居の条件を伝え、追加料金の条件を確認する

荷物が玄関を通らないとき、どうなる?

搬入できないときの対応は、主に次のとおりです。

  • 吊り上げ(荷揚げ):ロープやクレーン車で、窓やベランダから搬入する
  • 窓を取り外して、搬入する
  • 家具なら、解体して搬入する
  • 荷物を手放す:どうしても入らない場合は、買い替えも検討する

荷揚げ(吊り上げ)が必要な場合

2階以上の物件で多いのが、「荷揚げ」と呼ばれる作業です。クレーン車や荷揚げ機を使ったり、ロープなどで荷物を吊り上げたりして、搬入します。

どんな方法で荷揚げをするかは、運び入れる家財によっても、業者によっても異なります。

吊り上げ作業の種類

方法 特徴 料金の目安
手吊り(人力) 作業員が、ロープやベルトで吊り上げる。2階までの搬入が一般的 5,000円〜3万円程度。1万円前後とする解説が多い
クレーン車(ユニック車) 重い荷物や、3階以上、手吊りが困難な場合に使う 2万円〜5万円以上

※複数のサイトの解説にもとづく目安です。作業方法、階数、荷物の大きさと重さ、現場の条件、業者によって変わります。冷蔵庫の吊り上げは、総額で2万〜5万円ほどと説明されることもあります。

業者によっては、人力の手吊りを無料で行うところもあれば、オプション料金になるところもあります。見積もりのときに、吊り上げが必要になった場合の料金を確認しておきましょう。

窓を取り外して対応することもある

窓を全開にしても搬入できない場合は、窓そのものを取り外すこともあります。業者が取り外しをしてくれる場合もありますが、取り外しが難しい窓は、住宅設備の会社が対応することになります。

賃貸住宅の場合は、窓の取り外しに、管理会社や大家さんの許可が必要になることがあります。破損したときの責任の問題もあるため、事前に確認しておきましょう。

大型家電のサイズは、特に注意する

引越し先に持っていく荷物の中でも、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は、特に注意が必要です。新しく買う場合も、家電のサイズだけでなく、自宅の搬入経路のサイズを、把握しておきましょう。

搬入経路を、事前に測る

日立の公式サイトでは、冷蔵庫の搬入には、本体の寸法に左右それぞれ10cm程度の余裕を目安にするよう案内されています。次の場所を、メジャーで測りましょう。

確認する場所 見るポイント
玄関 幅と高さ
廊下 幅。曲がり角がある場合は、すべての通路の幅
階段 幅、高さ、踊り場のスペース。らせん階段は特に注意
エレベーター 幅、奥行、高さ
そのほか 手すり、壁の出っ張り、ドアノブなどの突起物

とくに、コーナーを曲がり切れるか、階段の踊り場で向きを変えられるかは、見落としやすいポイントです。パナソニックの公式サイトでも、確認するよう案内されています。

集合住宅で、搬入経路のサイズが分からない場合は、管理会社に確認しましょう。

家電を新しく買う場合

購入のときは、家電のサイズと、搬入経路を、販売店に伝えて、相談してください。搬入できなかった場合の対応(吊り上げの可否、料金、返品の扱いなど)は、店舗によって違うため、購入前に確認しておくと安心です。

冷蔵庫のドアを、自分で外さない

搬入できないときに、冷蔵庫のドアを自分で外そうとするのは、避けましょう。ドアには、操作パネルや基板、信号線が配線されており、破損の原因になります。大型家電の据付けや移設は、専門業者に頼むのが基本です。

見積もりのときに、伝えること・確認すること

荷物の搬入トラブルを防ぐために、引越し前に、できる限り訪問見積もりをしてもらいましょう。営業担当者が、実際に荷物の大きさを把握するだけで、搬出入のトラブルはかなり防げます。

伝えること

  • 新居の階数、エレベーターの有無、階段の形
  • 新居の搬入経路のサイズ(玄関、廊下、階段、エレベーター)
  • 冷蔵庫、洗濯機、大型家具のサイズと台数
  • トラックを停められる場所と、前の道幅

確認すること

  • 吊り上げが必要になった場合の、料金と、方法(手吊りか、クレーン車か)
  • 窓の取り外しが必要になった場合の、対応と費用
  • 搬入できなかった場合の、対応と、費用の負担
  • 荷物や建物が破損した場合の、補償の範囲

確認した内容は、口約束にせず、見積書に書いてもらうと、後のトラブルを防げます。くわしくは引越し業者の訪問見積もりで注意すべき点は?、引越し見積もりの取り方ガイドをご覧ください。追加料金が発生するケースは、引越し当日に追加料金が発生するケースは?で解説しています。

エレベーターがない物件の追加料金は、引越しでエレベーターなしは料金が高くなる?をご覧ください。

どうしても荷物が入らないときは

搬入経路をいろいろ検討しても、どうしても荷物が入らない場合は、荷物を手放すことも考えましょう。

  • 買い替える:新居に入るサイズの家具・家電を、新しく購入する
  • 売却・下取り:リサイクルショップ、フリマアプリ、メーカーや販売店の下取りを使う
  • 処分する:自治体の粗大ごみ回収や、不用品回収業者を使う

家具の場合は、解体して搬入できることもあります。家具の解体・組み立てについては、IKEAの家具は引っ越しで運べる?で解説しています。荷物を減らすと、引越し料金も下がりやすくなります。荷物を減らす方法、引っ越しを安くする方法12選もあわせてご覧ください。

荷物の搬入トラブルを防ぐには、複数の業者に見積もりを取り、対応や料金を比べておくのがおすすめです。まずは一括見積もりで、概算を比べてみましょう。

引越し侍で見積もりしてみる

電話が不安な方は、連絡先を入力せずに料金を調べる方法もあります。

よくある質問

Q. 吊り上げ作業は、必ず追加料金がかかりますか?

業者によって違います。人力の手吊りを、無料で行う業者もありますが、有料のオプションにしている業者もあります。クレーン車を使う場合は、有料になることが多いです。見積もりのときに、確認しましょう。

Q. 吊り上げの料金は、いくらくらいですか?

複数のサイトの解説では、手吊りで1万円前後(5,000円〜3万円程度)、クレーン車で2万円〜5万円以上とされています。荷物の大きさ、階数、現場の条件で変わります。

Q. 搬入できるかどうか、事前に分かりますか?

搬入経路を測れば、ある程度は予測できます。冷蔵庫は、本体の寸法に左右10cm程度の余裕が目安です。不安な場合は、訪問見積もりで、営業担当者に実際の経路を見てもらうのが確実です。

Q. 賃貸でも、窓を外してもらえますか?

管理会社や大家さんの許可が必要になることがあります。窓の取り外しや、吊り上げ作業に伴う破損の責任についても、事前に確認しておきましょう。

Q. 家電量販店で、搬入できないと言われたらどうしますか?

引越し業者やそのほかの業者に、吊り上げ作業を依頼する方法もあります。複数の業者に見積もりを取って、比べてみましょう。購入前であれば、搬入できる大きさの商品に変えることもできます。

Q. ドラム式洗濯機や、大型冷蔵庫も、同じ方法で運べますか?

大型家電は、重量が大きく、据付けや移設に専門の知識が必要です。メーカーの案内でも、専門業者に依頼するよう案内されています。見積もりのときに、機種とサイズを伝えて、相談しましょう。

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まとめ

  • 玄関を通らない荷物は、吊り上げや窓からの搬入で対応することがある。料金は、手吊りで1万円前後〜、クレーン車で数万円が目安
  • 搬入経路は、事前に測る。冷蔵庫は、本体の寸法に左右10cm程度の余裕を
  • 見積もりのときに、新居の条件を伝え、追加料金の条件を、見積書で確認する
  • どうしても入らないときは、買い替え・下取り・処分も選択肢
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  • 料金が安くなるケースがある: プロの交渉によって、自分で取るよりも費用を大幅に抑えられたという声があります。
  • ビデオ通話でラクに荷物確認: 訪問見積もりの代わりに、スマホのビデオ通話などで簡単に荷物量を確認できます。