1月は、年末年始の慌ただしさが過ぎて、2月以降の繁忙期を迎える前の、落ち着いた時期です。引越し料金は、春の繁忙期と比べて、かなり抑えやすくなります。
ただし、年始は業者が休業していたり、成人の日の3連休があったりと、1月ならではの注意点もあります。この記事では、1月の相場と、日程の選び方、2月・3月に引越す人が1月に動くべき理由をまとめました。
- 1月は閑散期で、年間でも安い水準。3月と比べると、料金は約半分
- 単身は上旬、2人暮らし以上は中旬が安い傾向
- 2027年は、1月11日(月)が成人の日。1月9日(土)〜11日(月)は3連休
- 年始は業者や役所が休みの期間がある。積雪の多い地域では、日程に余裕をもつ
- 2月・3月に引越す人は、1月が見積もりを取り始めるタイミング
1月の引越し料金の相場
引越し侍に寄せられた、1月の引越しの見積もり事例をもとにした相場です。距離を問わない、世帯別の全平均を、上旬・中旬・下旬に分けて示します。
| 世帯 | 上旬 | 中旬 | 下旬 |
|---|---|---|---|
| 単身(荷物少なめ) | 32,400円 | 35,000円 | 37,600円 |
| 単身(荷物多め) | 35,500円 | 38,400円 | 42,000円 |
| 2人家族 | 72,500円 | 59,160円 | 64,940円 |
| 3人家族 | 90,000円 | 70,000円 | 71,500円 |
| 4人家族 | 95,000円 | 70,000円 | 76,000円 |
出典:引越し侍「1月の引っ越し費用の相場」(2026年10月時点)。距離を問わない全平均です。サイトによって集計方法や期間が違うため、掲載されている相場の数字は異なります。実際の金額は、荷物の量、距離、日時、業者によって変わります。
3月・4月の繁忙期の相場は、3月の引越し料金を抑える方法で紹介しています。
1月の中で、料金が変わる時期はいつ?
引越し侍のデータでは、単身は上旬、2人暮らし以上は中旬が安いという傾向が、距離を問わない平均でも、旧居と新居が50km未満の場合でも、共通していました。
| 世帯 | 安い時期(50km未満の平均) | 高い時期(50km未満の平均) |
|---|---|---|
| 単身 | 上旬(28,500円) | 中旬(33,600円) |
| 2人暮らし | 中旬(55,000円) | 下旬(60,000円) |
| 3人以上の家族 | 中旬(67,867円) | 下旬(81,500円) |
出典:引越し侍「1月の引っ越し費用の相場」。高い時期は、集計の見方(全平均か、50km未満か)によって変わります。年や集計条件によっても変わるため、あくまで目安です。
高い時期は見方によって変わりますが、安い時期は共通しています。単身は上旬、2人暮らし以上は中旬を中心に、日程を探すのがおすすめです。
下旬は、2月からの繁忙期を前に、料金が上がり始めるとする解説もあります。日程を選べるなら、中旬までに動くと安心です。
2027年1月の日程早見表
2027年のカレンダーに当てはめた目安です。
| 日程 | 傾向 |
|---|---|
| 1月1日(金)〜3日(日) | 年末年始。業者によっては休業 |
| 1月4日(月)〜8日(金) | 仕事始めの週。単身は上旬が安い傾向 |
| 1月9日(土)〜11日(月) | 成人の日の3連休。混みやすく、高くなりやすい |
| 1月12日(火)〜15日(金)、18日(月)〜22日(金) | 中旬の平日。2人暮らし以上は、中旬が安い傾向 |
| 1月16日・17日・23日・24日(土日) | 週末。平日より高くなりやすいので、午後便・フリー便も検討 |
| 1月25日(月)〜29日(金) | 下旬の平日。2月の繁忙期を前に、料金が上がり始めるとされる |
| 1月30日・31日(土日) | 月末の週末。早めの予約がおすすめ |
※あくまで一般的な傾向です。実際の空き状況や料金は、業者によって異なります。来年以降は、成人の日(1月の第2月曜日)の日付が変わるため、日付を更新する必要があります。
平日と週末の料金の違いは、平日と週末で引越し料金は差が出るの?で解説しています。
10月〜3月の料金を比べると
引越し侍の時期別データでは、1月は、単身も家族も、安い水準にあります。
| 月 | 単身 | 家族 |
|---|---|---|
| 10月 | 66,037円 | 106,873円 |
| 11月 | 68,272円 | 113,917円 |
| 12月 | 69,879円 | 119,482円 |
| 1月 | 66,497円 | 117,823円 |
| 2月 | 68,270円 | 124,009円 |
| 3月 | 142,189円 | 243,804円 |
出典:引越し侍「引っ越し費用が安い時期」(2026年)。上の相場表とは集計条件が異なるため、数字は一致しません。
単身では、1月は10月に次いで安い水準です。そして、3月と比べると、単身も家族も、料金は約半分です。10月・11月・12月の詳細は、10月、11月、12月の記事をご覧ください。
1月に引越すメリットと注意点
メリット
- 料金を抑えやすい。繁忙期の3月・4月と比べて、料金は約半分
- 予約が取りやすい。とくに平日は、業者のスケジュールに余裕がある
- 繁忙期の前に、新居に移れる。ゆっくり荷解きや新生活の準備ができる
注意点
- 年始は、休業の業者が多い。休業期間は業者によって違うため、見積もりのときに確認する。役所の窓口も、年末年始は休みの自治体が多い
- 成人の日の3連休は、混みやすい。日程を選べるなら、連休を外す
- 寒さや、積雪・路面凍結に注意。雪で、トラックの到着が遅れる可能性もゼロではない。積雪の多い地域では、日程に余裕をもたせる
- 日没が早い。夕方以降の作業は、暗くなるのが早い
- ネット回線やライフラインの手続きは、早めに。年末年始の休みをはさむと、開通や工事の日程が取りにくくなることがある(引っ越しのインターネット手続き)
- 下旬は、2月以降の繁忙期に向けて、料金が上がり始める。日程を選べるなら、中旬までに
2月・3月・4月に引越す人は、1月が「動きどき」
1月は、引越しを2月・3月・4月に予定している人にとっても、大切な時期です。
- 繁忙期は、予約が埋まりやすい。1月のうちに、複数の業者の概算を取っておくと、日程を確保しやすい
- 料金の相場を、先に知っておける。繁忙期の見積もりが高いかどうかを、判断しやすくなる
- 荷物を減らす時間がとれる。不用品を処分しておけば、見積もりが下がりやすい(引越しを安くする方法12選)
繁忙期の動き方は、3月に引越す場合の料金の抑え方、2月の引越しをご覧ください。
見積もりは、2〜3週間前までに。年始をまたぐなら早めに
閑散期でも、直前の予約は避けましょう。目安は、引越し予定日の2〜3週間前までに見積もりを取ることです。年末年始をはさむ場合は、休業期間があるため、1か月前を目安に動くと安心です。
見積もりを取る時期については、引越しの見積もりはいつから取る?早割に頼らず安くするタイミングもあわせてご覧ください。見積もり全体の流れは、引越し見積もりの取り方ガイドにまとめています。
電話が不安なら、連絡先を入力せずに料金を調べる方法も
一括見積もりは便利ですが、「申し込むと電話がたくさん来るのでは」と心配な方もいると思います。引越し侍の予約サービスなら、連絡先を入力する前に、各社の料金を比べられます。
くわしくは連絡先を入力せずに引越し侍で料金を調べる方法で解説しています。
1月の引越しのよくある質問
Q. 1月の引越しは、安いですか?
引越し侍のデータでは、1月は単身も家族も、安い水準です。3月と比べると、料金は約半分です。
Q. 1月のいつごろが安いですか?
引越し侍のデータでは、単身は上旬、2人暮らし以上は中旬が安い傾向です。下旬は、2月の繁忙期を前に、料金が上がり始めるとされます。
Q. 年始すぐ(1月1日〜3日)に、引越しはできますか?
業者によって、休業期間が違います。対応している業者でも、料金が高くなる可能性があります。希望する場合は、早めに複数の業者へ確認しましょう。
Q. 成人の日の3連休は、避けたほうがいいですか?
できれば避けるのがおすすめです。2027年は、1月9日(土)〜11日(月)が3連休です。土日祝日しか動けない場合は、午後便やフリー便を検討してみてください。
Q. 雪の多い地域では、何に気をつければいいですか?
雪や路面の凍結で、日程が変わる可能性があります。延期やキャンセルのルールは業者によって違うため、見積もりや契約のときに確認しておきましょう。
Q. 1月に見積もりを取って、3月の引越しを予約できますか?
数か月先の予約や見積もりを受け付けるかは、業者によって異なります。見積もりのときに、確認してみましょう。
ほかの月の引越し料金もチェック
まとめ
- 1月は閑散期で、3月と比べると、料金は約半分
- 単身は上旬、2人暮らし以上は中旬が安い傾向。下旬は上がり始める
- 2027年は、1月9日〜11日の3連休と、年始の休業に注意
- 2月・3月・4月に引越す人は、1月に見積もりを取り始めると安心
