10月は、引越し業界では一般に閑散期とされる時期です。業者のスタッフやトラックに余裕が出やすく、春や年度末にくらべて料金を抑えやすくなります。
ただし、10月の中でも、混みやすい日と空きやすい日があります。とくに注意したいのは、スポーツの日を含む3連休です。この記事では、10月の相場と、料金が安くなりやすい日・高くなりやすい日をまとめました。
- 10月は閑散期。ただし上旬と3連休は混みやすい
- スポーツの日(10月の第2月曜日)がある3連休は高くなりやすい
- 3連休が明けた後は、予約が取りやすく、日程の交渉もしやすい
- 見積もりは、引越しの2〜3週間前までに複数社で取る
10月の引越し料金の相場
引越し侍に寄せられた、10月の引越しの見積もり事例をもとにした相場です。
| 世帯 | 全平均 | 15km未満(同じ市内程度) |
|---|---|---|
| 単身(荷物少なめ) | 31,120円 | 24,200円 |
| 単身(荷物多め) | 36,000円 | 30,000円 |
| 2人家族 | 64,400円 | 63,000円 |
| 3人家族 | 70,000円 | 65,550円 |
| 4人家族 | 79,400円 | 76,000円 |
出典:引越し侍「10月の引越し料金相場」。実際の金額は、荷物の量、距離、日時、業者によって変わります。
10月の中で、料金が変わる日はいつ?
10月の中でも、日にちによって料金は変わります。引越し侍のデータでは、世帯によって安い時期・高い時期が分かれています(旧居と新居の距離が50km未満の場合)。
| 世帯 | 安い時期 | 高い時期 |
|---|---|---|
| 単身 | 下旬(平均31,670円) | 中旬(平均35,410円) |
| 2人暮らし | 上旬(平均56,000円) | 中旬(平均80,000円) |
| 3人以上の家族 | 中旬(平均66,667円) | 上旬(平均130,667円) |
出典:引越し侍「10月の引越し料金相場」。年や集計条件によって変わるため、あくまで目安です。
このように、世帯によって傾向が違うため、「この日が必ず安い」とは言い切れません。次のような考え方で、日程を選ぶのがおすすめです。
3連休(土日祝日)は混みやすい
10月は第2月曜日が「スポーツの日」で、必ず3連休があります。2026年は、10月10日(土)〜12日(月)が3連休です。
土日祝日に引越しを希望する人が集中するため、とくに午前の便は埋まりやすく、料金も高くなりやすい時期です。
土日祝日しか休めない場合は、午後便やフリー便を検討してみてください。午前便より安くなることがあります。
10月上旬は、年によって傾向が変わる
10月1日付けの人事異動に伴う引越しが、9月下旬から10月上旬に重なると言われています。一方で、上旬の平日が安いとするデータもあり、年や条件によって傾向が変わります。
上旬に引越す場合は、決め打ちせず、複数の業者の見積もりを比べて判断しましょう。
3連休明けは、余裕が出やすい
3連休が明けた10月13日(火)以降が狙い目です。業者のスケジュールに余裕が出やすく、日程の調整がしやすくなります。
とくに平日は、予約が取りやすく、見積もりの交渉もしやすい傾向があります。平日と週末の料金の違いは、平日と週末で引越し料金は差が出るの?で解説しています。
10月は、ほかの月とくらべて安い?
引越し侍の時期別データでは、引越し費用が安いおすすめの時期は10月から2月とされています。とくに10月は、単身・家族ともに年間で最も低い水準です。3月・4月の繁忙期とくらべると、料金を抑えやすい時期といえます。
9月の引越しについては9月の引越しで損しないために知っておくことをご覧ください。
10月に引越すメリットと注意点
メリット
- 料金を抑えやすい。春の繁忙期とくらべて、見積もりが下がりやすい
- 予約が取りやすい。業者のスケジュールに余裕があり、日程の希望が通りやすい
- 気候が安定している。暑さ寒さの影響が少なく、作業しやすい
- 交渉しやすい。契約を増やしたい業者が多く、値引きの相談がしやすい
注意点
- 3連休は混みやすい。日程を選べるなら、連休を外す
- 台風や雨の影響を受けることがある。天候で日程を変更する場合のルール(延期・キャンセル)を、見積もりのときに確認しておく
- 上旬は人事異動で混む年がある。余裕をもって見積もりを取る
10月の引越しを、さらに安くするコツ
10月は、日程を選ぶだけでなく、荷物を減らす、複数社の見積もりを比べる、フリー便を使うなどの工夫で、さらに料金を抑えられます。くわしくは引越しを安くする方法12選!効果の大きい順に解説をご覧ください。
引越し業者の予約は、2〜3週間前までに
閑散期でも、直前の予約は避けましょう。3日前に連絡しても、トラックが空いていなかったり、料金の交渉ができなかったりします。
目安は、引越し予定日の2〜3週間前までに見積もりを取ることです。一括見積もりサイトで、複数の業者の料金を比べておくと安心です。
| 引越しの予定 | 動き方 |
|---|---|
| 3週間以上先 | 複数社の見積もりを取り、日程と料金を比べる |
| 2週間前後 | すぐに見積もりを依頼する。日程を柔軟にすると選べる業者が増える |
| 1週間を切っている | 急ぎで引越す場合の進め方を確認 |
見積もりを取る時期については、引越しの見積もりはいつから取る?早割に頼らず安くするタイミングもあわせてご覧ください。
電話が不安なら、連絡先を入力せずに料金を調べる方法も
一括見積もりは便利ですが、「申し込むと電話がたくさん来るのでは」と心配な方もいると思います。引越し侍の予約サービスなら、連絡先を入力する前に、各社の料金を比べられます。
くわしくは連絡先を入力せずに引越し侍で料金を調べる方法で解説しています。
10月の引越しのよくある質問
Q. 10月の引越しは、本当に安いですか?
引越し侍のデータでは、10月は年間でも最も低い水準です。ただし、3連休や、年によって混む時期は、料金が上がることがあります。
Q. 3連休は避けたほうがいいですか?
できれば避けるのがおすすめです。土日祝日しか動けない場合は、午後便やフリー便を検討してみてください。
Q. 大安や仏滅で、料金は変わりますか?
業者によっては、仏滅に割引を設定することがあります。一方で、大安だから大きく高くなるとは限らないという調査もあります。気になる場合は、見積もりのときに「六曜で料金が変わるか」を聞いてみましょう。
Q. いつまでに見積もりを取ればいいですか?
引越し予定日の2〜3週間前までが目安です。直前だと、トラックが空いていなかったり、交渉の時間が取れなかったりします。
Q. 台風で引越しができなくなったら、どうなりますか?
延期やキャンセルのルールは業者によって違います。見積もりや契約のときに、悪天候の場合の対応を確認しておきましょう。
まとめ
- 10月は閑散期で、春にくらべて料金を抑えやすい
- スポーツの日の3連休(2026年は10月10日〜12日)は混みやすいので、できれば避ける
- 世帯によって安い時期が違うため、複数社の見積もりで確認する
- 見積もりは、引越しの2〜3週間前までに取る
10月の引越しは、日程を選べば料金を抑えやすい時期です。まずは一括見積もりで、希望日に空いている業者と料金を確認しておきましょう。
