11月は、春や年度末の繁忙期と比べて、引越し料金を抑えやすい時期です。秋の転勤シーズンが一段落し、引越しの依頼が落ち着きます。
ただし、11月の中でも、料金が高くなりやすい日と安くなりやすい日があります。この記事では、11月の相場と、日程の選び方をまとめました。
- 11月は閑散期。ただし、10月と比べるとやや高めの傾向
- 11月の中では、中旬が安く、下旬が高い傾向
- 見積もりは、引越しの2〜3週間前までに、複数社で取る
11月の引越し料金の相場
引越し侍に寄せられた、11月の引越しの見積もり事例をもとにした相場です。
| 世帯 | 全平均 | 〜15km未満 (同じ市内程度) |
〜50km未満 (同じ都道府県程度) |
〜200km未満 (同じ地方程度) |
|---|---|---|---|---|
| 単身(荷物少なめ) | 33,000円 | 28,000円 | 30,000円 | 37,800円 |
| 単身(荷物多め) | 40,000円 | 33,480円 | 37,000円 | 40,000円 |
| 2人家族 | 60,000円 | 55,000円 | 71,000円 | 82,800円 |
| 3人家族 | 80,000円 | 75,000円 | 110,000円 | 150,000円 |
| 4人家族 | 85,000円 | 79,000円 | 117,000円 | 159,000円 |
出典:引越し侍「11月の引っ越し費用の相場」(2026年10月時点)。サイトによって集計方法や期間が違うため、掲載されている相場の数字は異なります。実際の金額は、荷物の量、日時、業者によって変わります。
3月・4月の繁忙期の相場は、3月の引越し料金を抑える方法で紹介しています。
11月の中で、料金が変わる日はいつ?
11月の中でも、時期によって料金が変わります。引越し侍のデータでは、どの世帯でも、下旬が最も高い結果でした(旧居と新居の距離が50km未満の場合)。
| 世帯 | 安い時期 | 高い時期 |
|---|---|---|
| 単身 | 中旬(平均30,700円) | 下旬(平均33,900円) |
| 2人暮らし | 上旬(平均50,000円) | 下旬(平均75,000円) |
| 3人以上の家族 | 中旬(平均51,333円) | 下旬(平均85,667円) |
出典:引越し侍「11月の引っ越し費用の相場」。年や集計条件によって変わるため、あくまで目安です。
理由を断定することはできませんが、下旬は避けて、中旬を中心に日程を探すのが、料金を抑えやすい選び方です。
2026年11月の日程早見表
2026年のカレンダーに当てはめた目安です。
| 日程 | 傾向 |
|---|---|
| 11月1日(日)〜3日(火) | 11月3日は文化の日。前後の休日と重なるため、混みやすい |
| 11月4日(水)〜6日(金)、9日(月)〜13日(金)、16日(月)〜20日(金) | 上旬〜中旬の平日。料金を抑えやすい傾向 |
| 11月7日・8日・14日・15日(土日) | 週末。平日より高くなりやすいので、午後便・フリー便も検討 |
| 11月21日(土)〜23日(月) | 3連休(勤労感謝の日)。混みやすく、高くなりやすい |
| 11月24日(火)〜30日(月) | 下旬。データ上、最も高い時期。日程に余裕があれば避ける |
※あくまで一般的な傾向です。実際の空き状況や料金は、業者によって異なります。来年以降は、祝日の曜日が変わるため、日付を更新する必要があります。
平日と週末の料金の違いは、平日と週末で引越し料金は差が出るの?で解説しています。
10月・12月と比べて安い?
引越し費用が安い時期は、10月から2月とされています。そのなかでも、家族の引越しでは10月が最も低く、11月はそれに次ぐ水準です。
| 月 | 家族の引越し料金(平均) |
|---|---|
| 10月 | 106,873円 |
| 11月 | 113,917円 |
| 12月 | 119,482円 |
| 1月 | 117,823円 |
| 2月 | 124,009円 |
出典:引越し侍「引越し料金が安い時期」(2026年版)。上の相場表とは集計方法が異なるため、数字は一致しません。
日程を選べるなら、10月が最も安い傾向ですが、11月もほかの月と比べて料金を抑えやすい時期です。10月の詳細は10月の引越し料金は安い?をご覧ください。
11月に引越すメリットと注意点
メリット
- 料金を抑えやすい。繁忙期の3月・4月と比べて、見積もりが下がりやすい
- 予約が取りやすい。業者のスケジュールに余裕があり、日程の希望が通りやすい
- 気候が安定している。暑さや雨の影響が比較的少なく、作業しやすい
注意点
- 3連休と下旬は高くなりやすい。日程を選べるなら、中旬の平日を狙う
- 日没が早い。夕方以降の作業は暗くなるのが早いため、午後便は開始時間に注意する
- 寒冷地では、雪や路面の凍結に注意。地域によっては、日程に余裕をもたせると安心
11月の引越しを、さらに安くするコツ
11月は、中旬の平日を選ぶだけでなく、荷物を減らす、複数社の見積もりを比べる、フリー便を使うなどの工夫で、さらに料金を抑えられます。くわしくは引越しを安くする方法12選!効果の大きい順に解説をご覧ください。
見積もりは、2〜3週間前までに
閑散期でも、直前の予約は避けましょう。目安は、引越し予定日の2〜3週間前までに見積もりを取ることです。一括見積もりサイトで、複数の業者の料金を比べておくと安心です。
見積もりを取る時期については、引越しの見積もりはいつから取る?早割に頼らず安くするタイミングもあわせてご覧ください。急ぎの場合は、急ぎで引越す場合の進め方を確認してください。
電話が不安なら、連絡先を入力せずに料金を調べる方法も
一括見積もりは便利ですが、「申し込むと電話がたくさん来るのでは」と心配な方もいると思います。引越し侍の予約サービスなら、連絡先を入力する前に、各社の料金を比べられます。
くわしくは連絡先を入力せずに引越し侍で料金を調べる方法で解説しています。
11月の引越しのよくある質問
Q. 11月は、一年で一番安い時期ですか?
サイトによって見解が分かれます。引越し侍の月別データでは、10月が最も低く、11月はそれに次ぐ水準です。日程が選べるなら、10月と11月の両方で見積もりを比べてみましょう。
Q. 11月のいつごろが安いですか?
引越し侍のデータでは、中旬が安く、下旬が高い傾向です。祝日(11月3日、23日)の前後も避けると、料金を抑えやすくなります。
Q. 3連休は避けたほうがいいですか?
できれば避けるのがおすすめです。2026年は、11月21日(土)〜23日(月)が3連休です。土日祝日しか動けない場合は、午後便やフリー便を検討してみてください。
Q. いつまでに見積もりを取ればいいですか?
引越し予定日の2〜3週間前までが目安です。直前だと、トラックが空いていなかったり、交渉の時間が取れなかったりします。
Q. 寒い地域では、何に気をつければいいですか?
雪や路面の凍結で、日程が変わる可能性があります。延期やキャンセルのルールは業者によって違うため、見積もりや契約のときに確認しておきましょう。
まとめ
- 11月は閑散期だが、10月と比べるとやや高めの傾向
- 11月の中では、中旬が安く、下旬が高い
- 3連休と、11月3日前後は混みやすい
- 見積もりは、引越しの2〜3週間前までに、複数社で取る
